新型コロナワクチンの定期接種が行われています
毎年度秋冬に定期接種として行われています。使用するワクチンは、インフルエンザワクチンと同様に流行株にあわせて毎年見直されています1,2)。
厚生労働省のウェブサイトでワクチンの効果・安全性などの最新情報をご確認ください。
監修:
国際医療福祉大学医学部 感染症学講座 代表教授
国際医療福祉大学成田病院 感染制御部 部長 松本 哲哉 先生
毎年度秋冬に定期接種として行われています。使用するワクチンは、インフルエンザワクチンと同様に流行株にあわせて毎年見直されています1,2)。
厚生労働省のウェブサイトでワクチンの効果・安全性などの最新情報をご確認ください。
65歳以上の方
60~64歳で対象となる方
[心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方]
対象となる方は、接種券が届かなくても接種いただけます。
定期接種の期間・自己負担額は自治体ごとに異なります。お住まいの自治体のウェブサイトなどでご確認ください。
新型コロナウイルスは、ヒトの体内に存在するアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)というたんぱく質を足掛かりに細胞に侵入します1)。からだの中で新型コロナウイルスがよく見つかる場所は、上気道、口腔、肺、消化器系、免疫系(脾臓など)、泌尿器系などであると考えられています2)。
新型コロナにかかると、「のどの痛み」「鼻水・鼻づまり」「だるい」「発熱」「筋肉痛」などの症状がみられることがあります3, 4)。新型コロナの症状はインフルエンザと似ています。そのため、症状だけでどちらかを見わけるのは難しいとされています4)。
初めて日本で新型コロナが確認された2020年以降、いずれの年もインフルエンザより新型コロナで亡くなる方が多かったことが示されました5)。
症状が重くなると入院することがあり、さらに「集中治療室での治療」や「人工呼吸器を使った治療」が必要になることがあります6)。
入院すること、集中治療室での治療や人工呼吸器を使った治療をすること、または死に至ることをいいます6)。
新型コロナに感染し、入院し、退院した方の33%(約3人に1人)は、診断から12ヵ月経っても何らかの後遺症に悩まされていることが報告されました7)。
新型コロナの重症化にかかわるさまざまな項目のなかでも「高齢であること」が最も重要なリスク因子とされています1)。30代と比較した場合の新型コロナの重症化リスクは、60代で約25倍、70代で約47倍、80代に至っては約71倍でした2)。
新型コロナにできるだけかからないようにするためには、引き続き日ごろからの感染対策が重要です。ご自身の感染を防ぎ周囲の人を守るために、感染防止の「5つの基本」1)を参考に、感染対策を続けましょう。
新型コロナワクチンについて、65歳以上の方は定期接種として2)、生後6ヵ月~64歳の方は任意接種として接種することができます3)。また、定期接種の対象の方が定期接種のタイミング以外で接種する場合についても、任意接種として接種することができます4)。
手洗い、うがいなどの日ごろからの感染対策に加えて、ワクチン接種も重要な予防の選択肢です。
定期接種の対象となる方は、自治体からの費用助成を受けて接種できますので、その機会をぜひ活用することを検討してください。それ以外の方は、任意接種としての接種をご検討ください。
注)任意接種の接種費用には自治体からの費用助成はなく、全額自己負担になります。詳細は、かかりつけ医にご相談ください。
重症化リスクが低く症状が軽い方は時間が経つにつれて自然に良くなることが多いとされています。必要に応じて解熱鎮痛薬を内服することをご検討ください。症状が長引いたりぶり返した場合は、受診をご検討ください1)。
新型コロナと診断され、かつ重症化リスクが高い場合などにおいては、抗ウイルス薬による治療が選択肢の1つになります1)。
症状が重くなって入院することになった場合、発熱、せきなどの症状がつらいこと(身体的な負荷)に加えて、入院に伴う経済的な負担が生じる可能性があります。下記に、高額療養費制度を利用したときの自己負担上限額の計算式の一例をお示しします。
月単位の自己負担上限額の
計算式
85,800円+
(医療費-286,000円)×1%
年間上限
530,000円
(月額平均約44,200円)
加えて食事代が必要となり、また、隔離のために個室を使用する場合の差額ベッド代等の保険外診療にかかる費用が必要になることもあります。
もし新型コロナにかかってしまった場合には、解熱鎮痛薬などを使用する対症療法(症状をやわらげるために行う治療のこと)に加えて、抗ウイルス薬などを使用した治療法もあります。万が一にそなえて、「どんな治療法があなたに合っているか」「治療にかかる費用(自己負担額)がどのくらいになりそうか」などについて、ぜひかかりつけ医に聞いてみてください。
新型コロナには重症化を高める要因があり、これを「重症化リスク因子」といいます※1, 2。
治療法を検討する際に必要な情報になりますので、該当する因子をお持ちの方は必ず医師に伝えましょう。
新型コロナについてもっと詳
しく知りたい方へ
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