上手なスケジュールの立て方

接種スケジュールに関するQ&A
Q. ワクチンの接種スケジュールってどうやって知ることができるの?
A. 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールがあります 1)。それを見ると、何歳までにどのワクチンを接種しなければいけないかを一覧で見ることができます。
このホームページにも同じものを掲載しているので、是非、ご参考にしてください。
1)https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20241114_vaccine_schedule.pdf 2025/05/19参照
Q. 肺炎球菌ワクチンの接種スケジュールを立てるポイントは?
A. 生後6か月以降から病気にかかるお子さんが増えるため、生後2か月がきたらすぐに接種することです。赤ちゃんは生後5~6か月までは、生まれた時にお母さんからもらった免疫などによって、多くの細菌やウイルスなどの感染から守られていますが、その免疫が落ち始めるころから、感染症にかかりやすくなります。まだ抵抗力が未発達のため、一度感染症にかかってしまうと重くなることもあり、入院が必要になったり、ときには命にかかわることもあります。
生後5~6か月までに予防接種の十分な効果を発揮させるためには、生後2か月になったら、すぐに予防接種を開始することがとても重要です 2)。
2)日本小児科学会:日本小児科学会の「知っておきたいわくちん情報」総論A-06 2024年4月作成
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_06-3seigo2kagetu20240401.pdf 2025/05/19参照
Q. 子どもが生後2か月でワクチンを接種するためには、いつ予約すればいい?
Q. 肺炎球菌ワクチンの接種方法は、日本全国で同じですか?
Q. 肺炎球菌ワクチンを接種したい日程を決めたら、予約はどのようにするの?
Q. 標準的なスケジュールでワクチンを接種できなかった場合はどうすればいいの?
Q. ワクチンの接種スケジュールは自分で回数や接種間隔を調整してもいいの?
A. 適正なタイミングで必要な回数を接種しなければ、せっかくワクチンを接種しても接種で得られるメリットが減少してしまう可能性があります。そのため、ワクチンは決められた接種回数や間隔を守って接種しましょう 3)。
3)神谷 元:小児内科 Vol. 55 No. 9:P1411-1418,2023
Q. 肺炎球菌ワクチンを生後2か月ではじめられなかったらどうしたらいい?
詳しくはかかりつけの小児科医に相談しましょう。
Q. 肺炎球菌ワクチンを何回接種したか忘れたときはどうすればいい?
監修:医療社団法人 自然堂 峯小児科院長・理事長 峯 眞人 先生