ワクチンについて

ワクチンってどんなもの?何のために打つの?
病原性(毒性)を完全になくしたり弱めたりした病原体(細菌やウイルスなど)の一部などを体内に接種することで、免疫システムが次の病原体の侵入に備えられるようにする生物学的製剤の一種です。接種することで感染症にかかりにくくしたり、また感染しても重症化することを抑えてくれたりします。

「ワクチン」の語源はラテン語のvacca(雌牛)です。1798年にエドワード・ジェンナーが、牛痘(Variolae vaccinae])を人間に接種することによって天然痘を予防できると実証したことに由来しています。

ワクチンファクトブック 2012
https://www.phrma-jp.org/wordpress/wp-content/uploads/old/library/vaccine-factbook_j/vaccine_factbook_2012_jp.pdf

監修前 国立がん研究センター中央病院 感染症部長 岩田 敏 先生

2024年2月作成 VAC46O001A