ワクチンを学ぶQ&A
ワクチンについて
ワクチンにはどのような種類がありますか?またそれらの違いは何ですか?
ワクチンは「生ワクチン」「不活化ワクチン」「mRNAワクチン」「ウイルスベクターワクチン」等に分類されます。生ワクチンは、毒性や病原性を低下させた(生きている)細菌・ウイルスをそのままワクチンとして用います。不活化ワクチンは、毒性や感染力を失った(生きていない)細菌・ウイルスもしくはそれらの一部を利用したものです。mRNAワクチンは、ウイルスのタンパク質を作るもとになる遺伝情報の一部を注射するワクチンです。ウイルスベクターワクチンは、人に対して病原性(病気を引き起こす性質)がない、または、病原性が弱いウイルスベクターと呼ばれる運び屋に、ウイルスのタンパク質を作るもとになる遺伝情報の一部を組み込んだワクチンです。
各ワクチンの働きについてはこちらをご覧ください。
詳細はこちら:ファイザー ワクチンを学ぶ
従来のワクチンには生ワクチン、不活化ワクチンがあり、近年では、mRNAワクチンやウイルスベクターワクチンなど新しいタイプのワクチンが承認されています。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
2025/5/24参照
監修熊本大学 特任教授/東京医科大学微生物学分野 客員教授 岩田 敏 先生
2025年7月作成 VAC46N003D