予防接種について

定期接種、任意接種、臨時接種の違いを教えてください。
定期接種と臨時接種は「予防接種法」に基づき国や自治体が主体となって行う接種で、任意接種は希望者が任意で行う接種のことです。臨時接種は、まん延予防上緊急の必要性があると認めるときに、都道府県又は市町村が行う臨時の接種のことで、新型コロナウイルスのワクチンは臨時接種に該当します。

定期接種はA類疾病とB類疾病に分けられます。A類疾病は結核、ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、麻疹、風疹、日本脳炎、ヒブ(インフルエンザ菌b型)感染症、小児の肺炎球菌感染症、水痘、ヒトパピローマウイルス感染症、B型肝炎、ロタウイルス、B類疾患は季節性のインフルエンザ、高齢者の肺炎球菌感染症です。

監修前 国立がん研究センター中央病院 感染症部長 岩田 敏 先生

2024年2月作成 VAC46O001A