ワクチンを学ぶQ&A
免疫とワクチン
1歳を過ぎてワクチンを接種する理由の一つに「追加免疫」があります。生まれてすぐに接種したワクチンによって、赤ちゃんの体の中にはある程度の免疫が出来ますが、1歳を越えて同じワクチンを追加接種することで、より強くてより長持ちする免疫をつけることができます。(ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、四種混合ワクチンなど) 一方、麻しん、風しん、水痘、おたふくかぜの場合は、乳児期に接種するとママからの受け継いだ免疫の影響でワクチンの効果が十分に得られないことがあるため、1歳を過ぎてから接種します。
日本小児科学会知っておきたいわくちん情報
No.7 生後1歳に接種するワクチン
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_07-2seigo1sai.pdf
2024年2月作成 VAC46O001A